無限に広がるキャンバス

すきなときに好きなだけ。

October Sky-遠い空の向こうに-の感想

※感想というか批判文になってしまうと思いますので、この作品に感動した!という方はお気をつけください。※

 

オクトーバースカイを2回観劇してきました。

7ORDERの阿部顕嵐くんが出演する他、主演はMAでも拝見した甲斐翔真くん。夢咲ねねさんや朴璐美さんなど素敵なキャストさんが出演するミュージカルということでとっても楽しみにしていました。

 

結果から言うと

脚本演出〜〜〜〜〜〜〜〜…………

いや私の脳みそが足りないのか??

 

完全に好みの問題だと思いますが、フランケンシュタインを見に行った時と同じ感想を抱いてしまったので多分私は板垣さんの演出が苦手なんだと思う…。昨日は見ながら小劇場でやればいいのにな〜と思ったりしました。私は見に行かないけど( ´•ᴗ•ก )💦

 

そもそも、該当担でもないのになんで2回も行くことになったかと言うと、友達に協力して2枚を2日分と別で1枚申し込んだら全部当たってしまい。2枚は友達と重複してしまったのでリセールへ(これは定価以下で売れた)。しかしその他が全く売れず…何故か初日と交換したけど3枚手元にある事は変わらず母親に頼んでA席の1枚は買い取ってもらったけどS席はやっぱりだめで自分で行くことになりました。お金払ってるし空席は作りたくはないし、、、(このくだり必要ない気もするけどオクトーバースカイに倣ってみる)

 

そんなこんなで2回入っての感想〜

 

実話なので仕方ないのかもしれないが、ロケットボーイズ4人いる必要あった?そもそもホーマーがスプートニクを見てからロケット作る!の流れが薄くてどこに感動したのかとかどうしてもロケットを作りたいのとか、分からない訳では無いけどぼーっと見てたらよく分からない。土に潜るしかない人生で空に憧れたんですよね分かるんだけど…うーん……

そういう話だもんなと納得するしかないという方が正しい感じ。バイコフスキーさんがなるほど…みんな同じ空を見ていると感じたんだな…って納得してるけど私は頭にクエスチョンマークが浮かびました。

そんなんだからロイとオデルは本当にロケット好き?作りたい?クエンティンもロケットの知識があると言うよりただ他の人より頭いいだけ?って思った。

実話が4人だから仕方ないけど、お芝居にするにあたってちょっとキャラ付けしてもいいんじゃない?と思いました。正確にはあったけど目立ってなかったのか。

ロイ→”義父に暴力を振るわれてる”という設定で義父に殴られてるシーンがあるけど本人はあまり気にしてなさそう。気にしてないわけじゃないんだろうが、ロケットとなんの繋がりもなく彼が成功したから暴力がなくなった訳でもない。その設定必要だった??エミリーとの関係も必要だったかなと思いました。 イケメンという理由でキャスティングされたみたいだけど劇中でロイがイケメンなことには一切触れられてない。イケメンである必要性も阿部顕嵐である必要性も感じなかった。(これフィルターかかってるかも)

オデル→何も考えていないただのバカ。オデルが喋って周りが和むわけでもなにか突飛なアイデアを思いつくでもなくホーマーと仲良いからなんとなくの流れでロケット作りに参加してしまった人。

クエンティン→いじめられていた理由は勉強ばかりしていたから?あれも結局よくわかんない〜!ロケット作る時にクエンティンの頭の良さ画生かされていたかと言われると微妙。

ホーマーがクエンティンと話そうとした時ロイとオデルはやめろよ!っていってるのにすぐ仲良く?なってるし。

 

あとドロシー自己中オブ自己中では?1幕では「ホーマーがかまってくれない🥺」、ホーマーがここを出たいと言えば「ここだっていい所よ」って言ってるのに2幕になったら「仲間のところに行くべきよ」と言ってて応援したくなったんだなとは分かるがどこのタイミングで?ホーマーがロケット作りに参加できなくなった(しなくなったのではなく出来なくなった。彼に問題は無い。)ら突然やるべきっていってるのどういう心情?

ホーマーがここを出たいと言ったらここだって素敵なところでここでも2人で幸せになれると言うけどホーマーは出たいって言ってるじゃん幸せになれる根拠はどこ?コールウッドは炭鉱の街で男が炭鉱で働いて稼がなければいけない世界なんだから将来そこで命懸けで働かなければいけないのはホーマーな訳で。それをホーマーが嫌だと言っているのにここに残っても幸せはあると勝手に決めつけるのはどうなの?残りたいなら残って炭鉱で働いてくれる彼を見つけるとかすればいいじゃん…って思ってしまった。これは私に地元愛がないだけかもしれないし文句を言ってもしょうがないところだけど。

というかホーマーはドロシーのこと一瞬でも好きだと思ったことある?デュエット曲あるけど無理矢理感すごいし好きなの伝わってこなかった。

ロイとエミリーもだけどこの話の中で男女の話必要かな…夢を追う少年4人と応援する先生とホーマーの母親とバイコフスキーさん、それに反対する炭鉱所の責任者であるホーマーの父それに炭鉱に縛り付けられている街の象徴としての炭鉱夫がいれば成り立つ気が…。

 

ロケット作る話なのに、ロケットボーイズたちが作ってるのは燃料のみで筒や排気ノズル?は全部バイコフスキーさんのお手製。燃料もライリー先生がくれた本に書いてあるままでロケット作成に関する試行錯誤が全く見えず、とりあえずポンポン飛ばしてみてるだけ。どう失敗して次はどうしようがまるで無い。………なんの話しだっけ?

 

これまでも失敗を重ねてきたのに1幕ラストで炭鉱に突っ込んでしまったロケットをきっかけに作るのを辞めるのも急すぎてなんで??ってなった。人間の心なんてそんなもんなのかもしれないが、大衆が見る舞台演劇だぞ…なにか大きい原因があっても…。

 

入院先で父ちゃんがホーマーにみんな繋がってるんだ的な話をして、母ちゃんがずっとそう言ってあげて欲しかったって泣いてやっぱりあなたが好きよ…ってなった流れもなんだったの?結局父親はホーマーのロケット作りには反対だったわけだし。次のシーンでは1人でなんちゃらビーチに家買うからとか言ってるし。

サイエンスなんちゃらでロケットが無くてホーマーがストいますぐ辞めさせてって言って父ちゃん説得する歌は下手席で父ちゃんの表情見えなかったけどあまりにも棒立ち過ぎて生きてる?石?ってなったし、最後父ちゃんも一緒に歌い始めたら ああ、ホーマーの気持ち伝わったんだな… って分かるのにホーマーが1人で歌いきっておしまいだから父ちゃん最後まで認めてくれたのかよく分かんなかった。

んでホーマーを会場まで連れて来たのが校長先生なのはなぜ!校長も立ち位置よくわかんないけど自分の名誉しか考えてないよね?1番のクズは実は校長なんじゃ?実話が校長が連れてきたのだとしてもそこはパパが連れて来てくれれば応援してくれるようになったのが分かったのに。再入学の手続きの件で校長が必要ならほか3人連れてきたことにしてもともと会場にいた設定でいいじゃん。

 

脚本に関してはこんな感じほぼ文句ですね。とにかく感想がわかんない!!なのでここはこうだからこうだったんだよがあったら筆者ばかだなと思ってください。教えていただけたら喜びます…

 

あともうひとつ。

歌〜〜〜!!!

 

上手い方とそうでない方の差がひどい。酷すぎて上手い方の方がどうした?となった。あとカンパニー全体で歌う時のまとまりがまじでない。急に女声強くなったと思ったら突然消えるとか安定感がなくて聞いてて不安になった。

ヒロインの方も頑張れ…声はめちゃくちゃ綺麗だけど声量がないのと歌詞がほとんど聞き取れずでした…。

甲斐くんの星見上げれば〜は低音から高音に一気に変わるのにとても綺麗で素晴らしかった!

初日から前楽までですごく進化しててこれからが楽しみだなと思いました!

 

以上!私の主観的オクトーバースカイでした!

 

ファントム~もうひとつのオペラ座の怪人~ の感想

ミュージカル「ファントム~もうひとつのオペラ座の怪人~」

2019.11.21 ソワレ

(この作品は世界観からストーリーから音楽から全てが大好きで私の人生を狂わせた作品の一つです。未だに観劇したあの日のことを鮮明に思い出すし、日々円盤見てぇ、、、となってる。この作品好きな人は私と趣味が合うので語りましょう。)

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立ち見の予定だったのに、開演10分前に「1人来れなくなっちゃって余っちゃったから来ない?」って声掛けて頂いて、前から9列目(通路挟んで最前)という素敵な席で観劇出来た😭本当にありがとうございました。。。お手紙が届くなら感謝状を書きたい。

 

どんな作品か調べないまま行ったけど、笑いもありつつめちゃめちゃ泣かせにくる素敵な作品でした!

 

ラーメン作れて料理のうまい城田優くんの嫁(嫁)で顔がいいくらいの知識で見に行ったんですけど、お芝居が凄すぎた。コミュニケーション苦手で常に何かに怯えてて上手くいかないとすぐ怒る、でも純粋で素直なエリックが素敵でした。
幸せな時の雰囲気と悲しみでコントロールできなくなった時の切なさが苦しかった。その細かなお芝居がすごく丁寧でエリックそのもののような気がした。
エリックは城田優くんも見たい!

追記:クリスティーヌといる時のエリックが自分が今まで受けて来た数少ない「愛情」をクリスティーヌに注いでいるのがたまらなく良いんですよね。ちょっと不器用なんだけど、階段上がる時エスコートしてたり、自分の好きな詩集やワインを持ってきて嬉しそうに見せてたり愛おしい。。。

エリック好きなのはただただ私の癖(へき)にぶっ刺さるからでもあるというかそう。推しは全員エリックをやればいい。

 

  • クリスティーヌ/愛希れいかさん

エリザからの大ファン!今回もちゃぴさんのために見に行ったんだ!
天真爛漫な演技がとっても可愛くて大好き!
オペラの歌い方が綺麗で素敵だった。あと宝塚時代定評のあったダンスを見ることが出来て嬉しかったかっこよかった!!!
本当に舞台たってるのが楽しくて作品のことが大好きなんだなって伝わってくるからこっちまで楽しくなっちゃうんだと思うんだよね。
あんなにドレスが似合う人いない!ってくらい可愛くて綺麗でかっこよくてもっと好きになっちゃった!な!

追記:シャンドンとエリックそれぞれへの気持ちの違いとしてシャンドンは頼れる存在でエリックへは頼られる存在だなぁと今書きながらふと思った。

とにかく可愛くて歌が上手くて優しくて温かいです。すきです。

 

ルドルフトリプルキャストの1人だけど、見る機会が無かったから見れて良かった!
いつも女連れて歩いてナンパしまくって、でもクリスティーヌに恋してるフィリップ可愛かった!そして顔がいい。ちょっと抜けてるというか頼れる子犬見たいな顔してる(?)多分根っから熱い人なんだろうなと思った。真っ直ぐで力強くて熱かった〜!
突然背後から現れて目の前通り過ぎた時はびっくりしました。足長くて顔が良くてやばかった。

 

エリアンナさん音域凄すぎてびっくりしたしめちゃめちゃ嫌なやつだったんだけどエハラマサヒロさんとの掛け合いがめちゃめちゃ面白かった(笑)

 

キャリエールも普通に不倫して子供作っちゃったってよく考えるとただのクズだけど、そう見えないというかその後ただ唯一エリックのことを守って愛を注いできた人間であることが伝わってきてめちゃくちゃ良かった。

 

達成くんがワイングラス投げる演出があるんだけど、上まで飛ばなくて帰ってきちゃったやつをちゃぴさんが演技の流れのまま回収して投げてたのかっこよくてお姉さん…ってなったしニコニコしてて可愛かった。(エハラさんのインスタストーリーに載ってたたちゅなりの頭ポンポンするちゃぴねぇが浮かびますね)

このしーんのちゃぴなりずっと可愛いかったです。まず黄色のドレスが天才だし、2人とも本当に幸せそうに笑うんだもん、、、かわいい、、、、、

 

感想は山ほどあるし(5日は語れる)ストーリーも演出も衣装も舞台セットも物凄く考え込まれて作られてて(どの舞台もそうだと思うけど)演出家城田優の凄さを感じました。
劇場全体が始まる前からパリの街になってて物語に入りやすかったのも面白かったな〜

入場整理してるスタッフさんも全員パリの様な格好で入る前からワクワクしたし、中も淡い色のカラフルなランプがあったり足元は元々だけどレンガだったり、ホールに入ってもアンサンブルキャストの方が色んなところにいて普通に話しかけてくれたり!ずっとワクワクだったし本当にパリ、オペラ座の前にいるようだった!!!

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大我くんも時間あったら見に行って欲しい!(笑)→行ってたみたいですね〜!是非感想を聞きたい!そしていつかエリックをやって欲しいです。私の欲望でしかないですが見たいものは見たいです言霊!!

 

語彙力ないのが悔しい!円盤止めながら話す会とかしたい。

(終)

エリザベートの感想②

 

ミュージカル「エリザベート

2019.7.17 ソワレ

 

2回目のエリザ!エリザベート、トート、ルキーニの主要キャストが前回と違う方だったから話の見え方も違っていて、面白かった!
これがダブルキャストの魅力だな〜!
本を読んでから見るとまた新しい発見があって面白かった!

可愛い!とにかく可愛い!幼少期の可愛さがえぐいです。パパみたいにで頭コツンってやられた時の動きとかほんとにやんちゃ娘って感じででも容姿端麗だし可愛い。
ほかのペア見てないから分からないけど、平方さんフランツとの相性がいい!お見合いのとことかリアルだった!
あと『私だけに』でだんだん自我に目覚めていくのがめちゃめちゃ分かって眼差しが強くなっていくのがわかった。
晩年は可愛らしさが消えててなんというかめちゃめちゃ好きだったなぁこれから色々出そうだから見たい!

  • トート/古川雄大さん

顔がちっちゃい足が長い。容姿からして人間ではなかった。歌はスイートボイス、エリザベートへの愛が真っ直ぐで初恋だったあれは。ふられる度にニヤッと笑ってメラメラしててこっちまで楽しかった!ルドルフとのシーンは美しいしエモいしで息止まってた。一心同体でリンクしてて凄かった。ルドルフの中にトートが生きてた。ゆんきょも尊い

  • ルイジ・ルキーニ/山崎育三郎さん

明るさが逆に闇っぽかった印象。成河さんは見るからにやばいやつって感じだけど、育三郎さんは一見爽やかそう…でも喋り始めるとやばさが滲み出てくる感じ。
シシィの鹿だわ!で一緒にシカシカ〜!ってぴょんぴょんしてたのはまじで可愛かったです。あと小鳥が階段の下に入っちゃったのすっと拾って続けてたの、舞台の生の良さを見た気がしてトリハダたった〜!

見に行った日は城田優くんが見学に来てたみたいで、いつもお札ばらまく所で両手に持って城田くんに投げつけてたのめちゃめちゃ笑った(笑)

 

何回見ても震えが止まらないルドルフでした!
前回よりも『父と息子』でのバチバチ感が強くてぶつかりあってた。
闇が広がる』は一体感が凄い。同じものを見てきた俳優さん同士だからなのかもしれないし大我くんが古川さんに似たのかもしれないけど、顔は綺麗だしちっちゃいし、それでいて2人の動きの重なり方がすごい。本当にルドルフの中のトートのようでむしろエリザベートの中のものじゃないんじゃないかと思うくらいでした!
「王座〜」の目がぐっと開く所が本当にすごい。あそこで独立運動への思いが強くなるのが分かる。
独立運動』で古川さん、植原さん、大我くんって並ぶんだけど、3人とも顔面が美しすぎるしタイプすぎて輝いてたあんな近いところに3人も固めないで欲しい(笑)
ルキーニがルドルフにハンガリー国王の王冠を被せようとするところ、すごい目を輝かせてドキドキしてるのに被せてもらえなかった瞬間すっと目のきらきらが消えていくんだけど、目だけで感情がわかるんだよねすごいんだよね。
僕はママの鏡だから』は今までにマイクトラブルあったりしたから今日もあるんじゃないかとドキドキしちゃったけど、まず大丈夫で良かった。前より低音が出てる気がした。エリザベートに手を離された時手が震えてるような気がした!気のせいかもだけど!
そして!一番楽しみにしていた『マイヤーリンク
前よりもシャツが透けてました。漂白剤とか使ってるからなのかなぁ。
とにかく美しい。すっと引き合うようにキスするし、長いし、やっぱり抗ってはいるんだけどトートにキスすること(死ぬこと)への抵抗が見えないんだよね。最後の笑みも最高でした。あれはずるい。

カーテンコールは子ルドがいなかったから人と絡んでなかったけど、剣さんと笑いあってた気がする!
あとはお手振りが可愛すぎる。あのルドルフみさせられた後に急に可愛い京本大我はギャップがしんどいすき。

来年もルドルフやるのかな〜また見たい。

エリザベートの感想①

Instagramに載っけていたもののコピペです。インスタを整理したい!でも感想は消したくない!そうだ!はてブロに載せよう!(秩父に行こう的な)

エリザベート初見のミュージカル初心者の感想ですので悪しからず。

 

ミュージカル「エリザベート

2019.7.5 マチネ

 

念願のエリザベート、やっと見に行けました!ミュージカルをもっと見たいと思ったし、とにかく圧巻の一言だった。

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歌やお芝居はもちろん、1番すごいなと思ったのがシシィが成長の過程で少しずつ老いて行くところ。15歳から死ぬまで速いテンポでだんだん老いていくのが凄かった。幼少期のシシィほんとにおてんば娘でめちゃめちゃ可愛かった〜!
そしてとにかく綺麗!全ての要素が美しかった。また他の役も見てみたいと思いました。

井上さんの要素がどこにもいなくて元からこの人はトートで普段はそれを隠して生きてるんじゃないかってくらいにトートでした。声量が凄かったのとトートはずっと楽しそうでした。シシィに振り回されてるようだけど、結局この人は「黄泉の帝王」で全てを支配してるんだという自信に満ち溢れてた。もう凄いの一言!かっこよかったです!!

 

やっぱりフランツは嫌いです。平方さんについては詳しく知らなかったので、フランツとして見ていたんですけどマザコンも程々にしろや!って思ったしとにかく自覚のないクズって感じでした(ごめんなさい)
フランツに文句言ってると長くなるので止めますが。マザコンで自分がシシィを苦しめてるのにそれに気づいてすらない。一途なところだけはいいと思うよ。(誰)

やっぱり好き!皇后の務めとかの低い声がかっこよくて聞き惚れちゃう。ゾフィーもシシィからしたらだいぶ嫌な人だけどブレずにハプスブルク家のことを考えているのに好感を持てる。ゾフィーの死はやっぱり泣きそうになる〜ゾフィーがシシィを見て何を思っていたのかが知りたいんだよな…もちろん嫌いだし邪魔な存在だっただろうけど他にどんな感情があったのか知りたいんだちょっとでも羨ましく思ったりしたのかなぁ。

  • ルイジ・ルキーニ/成河さん

ほぼ出ててストーリーテラーのルキーニ。初っ端から飛ばしてて鳥肌止まんなかった!まじで頭いかれてて殺すの誰でもよかったし殺したことにもなんとも思ってないテンション、自分が死んだことすらなんとも思ってないような常にニヤニヤしてて突然狂ったように笑い出す、狂気じみた感じがとても凄かった。ルキーニによってこの舞台は大きく変わるんだろうな思うから育三郎さんも楽しみ!ウングランデアモーレ!

  • 少年ルドルフ/大河原爽介くん

歌がうっまい!小学六年生とは思えない歌唱力と演技力でママ、何処なの?が最高でした!ルドルフは唯一成長して別のキャストになるから、繋がりがすごいなぁと思った。寂しがり屋のルドルフ。


あと全然知らなかったエルマー役の植原卓也さんがとてもかっこよかった…

 

ルドルフ/京本大我くん
今まで見たことのない顔を沢山してて、凄い人の中でも飲まれずに輝いていて、かっこよかった。
ルドルフは2幕の少しの時間しか出てないんだけど、1番の衝撃だったし心に残る演技だった!たくさんの人にとってそうであって欲しいなぁ。
まず1幕初めの『我ら息絶えし者ども
出てきた時右腕を抑えててこれか!ってなりました。第一声の、ママと僕は似ている〜から低い声で歌ってて鳥肌超えて震えました。顎ガクガクした。高いイメージだったからこんなに低い声出せるんだってびっくりした。


ルドルフバイトのハンガリー訪問は最後しか見つけられず、、でも最後の顔は可愛かった〜!
ミルクはしっかり見れました。高貴な雰囲気が漏れちゃってたけど(笑)ちゃんと市民の青年だった!兄弟のためにミルクを取りに来てるお兄ちゃんみたいでした!ジャニーズではなかなかやらないようなダンスだったから新鮮で面白かった!最後横一列になるところで真ん前に来てくれたの嬉しかった〜走って捌けてく時が足長すぎて(運動音痴もあるけど)走り方ちょっぴり面白かった(笑)

 

~2幕~
ルドルフが舞台に上がった瞬間皆が双眼鏡構えててその注目度が嬉しかった。
父と息子
「おはようございます皇帝陛下。」の声で声量にびっくり。大我くんの舞台の時の声の出し方がHARUTOの時に好きだなと思ったんだけど、その出し方のまま低くなってて凄かった。まだ耳から離れない…
フランツに訴えかける強さがかっこよかった。
でも結局フランツには何も伝わらず跳ね返されてしまう。


闇が広がる
トートに誘惑されて最初はもがいていたけどだんだん闇が広がっていくのが表情や動きから伝わってきた。井上さんトートの声量に全然負けてなくて同じ声量で歌ってて50%50%の力だったから気持ちがよかった。初めはトート>ルドルフなのに、最後はトート=ルドルフになってたのも、だんだんルドルフの気持ちが変わっていって最後はトートの思い通りになってるのが分かった!井上さんトートでもトートはルドルフの中にいるもののように見えたのに古川さんトートはどうなるのか楽しみ。あと多分下パート歌ってる時が、あってSixTONESじゃ上パートばっかりだからこれも新鮮だった。
「王座〜」のところでグッと目を見開いて決意を固めた顔してたのがちょっと怖ささえ感じてここも震えた。そんな顔出来るんだ!?ってびっくりした。
(その前にうずくまった時、あまりにも綺麗で思わず双眼鏡でロックオンしちゃったのは秘密です)
「皇帝ルドルフは立ち上がる」のハモりがすんごかった。最高潮力強いのに綺麗で表情もトートは余裕ようなのにルドルフはトートにしがみついてるみたいで!


独立運動
最初が最高音から始まるから難しいと言われてる曲だけど、元から声が高いからかスっと入っていて高いのにめちゃめちゃ聞こえてきて凄かった!多分ここがルドルフの最盛期。父親を倒すために話し合ってるのに、楽しそうと言ったら語弊があるけど未来への希望があった。父親よりもエルマーや独立派のことを信頼しているようだった。「国王…!」って言う時の目が強くて逞しくて頼もしくて、あそこで見つかってなければ時代変えてたんじゃないかと思った。
カフェで国王軍がやって来て
「名は?」「……ルドルフ」「姓は?」のあとの悔しそうな顔が早くと脅されて諦めたように「ハプスブルク!」と言い切った顔が印象に残ってる。計画が上手くいかず、信頼していた仲間たちは捕まってしまって自分も関わっていることがバレてしまった。あの顔は何を思ってたんだろう。


僕はママの鏡だから
これも低音が綺麗だった。ママが最後の頼みの綱で、同じ考えを持ってるママなら分かってくれるよね?って訴えかけてるのがしんどかった。低い声でも感情がこもってて、だから「鎖は断ち切られた」でシシィに見捨てられた時のあ、まただっていう悲しそうな表情が余計に辛かった。ルドルフが必死に掴んだ手を離されてシシィが去っていった時、そのまま四つん這いで縋るように追いかけていて細くともルドルフの命を繋いでいた糸が呆気なく切られたように感じた。
そしてそこにやってくるトートの「死にたいのか?」という低い囁き。


マイヤーリンク(死の舞踏)
凄い!トートダンサーとの阿吽の呼吸。いくらSixTONESの姫でも大我くん鍛えたっていってたしある程度は体重あるはずなのに軽々と回されててこのシーンだけでも作品として行ける。ジャケットを脱がされて客席を振り返るともう命への執着がまるでない顔をしててもう決めてるんだって思った。
ほんの一欠片の希望と人間の理性が「死」から逃れようとはしてるけれど、ルドルフはもうとっくに死ぬことを決めてて、もがいてる時間は本当に良いのか最後にもう一度問いかけたけど変わらなくて、体は早くトートの持つピストルを欲しいと動いてる見たいでした。
子供の頃、いつも一人ぼっちだったルドルフにとって唯一の友達がトートだったから、トートの言うことに間違いはないと信じて疑ってない。しかもルドルフが死ぬ時に使うピストルは昔自分がトートにあげたものなの不憫すぎる。
(ここも踊ってる時に見ちゃったのは秘密)

トートからピストルを受け取ってノールック(だったはず)でハンマー引き起こし、それを見つめていたトートへずっと近づいていく動作に無駄がなくてうつくしかった。最初の1歩はルドルフから。でもお互い引き合うように求め合うようにとにかく美しい死の接吻。トートがそっと離れていき、ルドルフが頭にピストルを当てる。京本ルドルフの最後の顔は恐怖を感じるくらいに美しかったです。もう死ぬのに、すごく幸せそうな顔をしていて。もう何者からも裏切られたりしない安心感と悦びと父親への憤りや母親への悲しみと僕一人死んでもっていう諦めと見捨てたことを後悔するなよっていう挑戦的な目と。ルドルフが今まで生きている間感じてきたことが全部その一瞬の表情に出てて。私の持つ語彙力や表現力では到底表せないくらいに怖くて美しい顔でした。
闇が広がる辺りからドキドキが止まらなくてオペラグラスがブレブレだったけど。ルドルフの生き様とても綺麗だったな。

 

悪夢でもう一度亡霊として出てきたルドルフはまた右腕を抑えていて、この大我くんの解釈がとてもすき。ハケ切るまで見えてたんだけど細かい演技が刺さる。実際のところ大我くんがどういう意図でやっているのか分からないけど(自分を撃った手だからとかルドルフの遺体は右手首が切断させてたとか)よりルドルフの悔しさが伝わってきた。

 

カーテンコールの大我くんは堂々とお辞儀してたし胸を張ってたってて、カンパニーの方や観客の方から大きな大きな拍手を浴びてて私まで嬉しかった!
前に出たり後ろに下がる時は子ルドの背中に手を添えてて、途中からゾフィーが踏みそうになったスカート持ってあげてたり、紳士!!
ゾフィーフランツルキーニあたりが凄い談笑してたんだけど、それ聞いて一緒に笑ったりお話したりしててそれも嬉しかったなぁ!
最後は腰のあたりで小さく手を振ってくれてたんだけど2回目の時一瞬だけ高く上げて手を振っててずっきゅんでした。あんな演技した後にそんな可愛いことする普通?!? 文字でばかり見てたエリザベート。実際見ると本当にすごくて大我くんもすんごくて、もっともっと大我くんのことを好きになったし、尊敬しかないしミュージカルも楽しくて。本当に素敵な時間でした!
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今更HARUTOの感想。

ほんっっとうに今更ながら、ミュージカル「HARUTO」の感想をつらつらと書きたいと思います。

本当は直ぐにファンレターを書こうと思ってたんだけど、感想がまとまらずどうしたものかと悩んでいるうちに単独が始まり有難いことに一公演入ることが出来て、それの感想も〜なんて思ってたら時間が経ってしまったのでここでリセットしようという所存です。

 

〜本題〜

HARUTOは私の記憶の中で3度目のミュージカルでした。一回目は劇団四季の「魔法を捨てたマジョリン」、二回目は同じく劇団四季の「ジョン万次郎」これは学校で連れていかれたからパンフ買ってないし船のセットが凄かったなぁって記憶しかないけど、マジョリンはしばらく劇中歌歌ってた記憶があります。どうでもいいですね(笑)

まあなので、こういう小さい劇場で自分の意思で見に行った初めてのミュージカルだった訳ですが、結論から言うと最っ高でした。

そりゃ大我くん出てるからってのはもちろんあると思いますが、それを除いてもすごい楽しくてほかのキャストの方とか全然知らないまま前作「恋する♡ヴァンパイア」もゼロに近いというかゼロの知識で行ったけどもう最高だった。

 

まず、会場に足を踏みいれてビックリしましたちっちゃい、、私は直前に注釈の付きの席で入ったのですが、正直あれはほとんど関係ないですね。私にとって初めての大我くんだったのでここでもう泣きそうです。こんな狭い空間で大我くんと酸素を共有していいものかと!さすがにやばいので堪えましたが(笑)

でも本当に壁びっちり横もギリギリまで席が用意されていて、上の立見席にもたくさん人がいて。たくさんの人が入れるように工夫しているのかなと思うと嬉しかったです。

 

証明が消えて、アンサンブルの人が踊りだし、大我くんどこから出てくるのかな〜なんて考えているうちにあっという間にHARUTOの世界観に引きずり込まれてて。そこに現れたのは私の知っている「京本大我」ではなく初めて見る「ハルト」でした。舞台の真ん中で真っ直ぐに降ろされたスポットライトの光に照らされ、厚みのある繊細な声で唄うハルトが本当に綺麗でびっくりしたのを覚えています。

最初のハルトは強くて逞しいイメージでした。全てを引き連れたような。でもそこで母のことを思い出し目を覚ます。純粋無垢で健気で、でも過去に囚われてなにかに怯え逃げているようなハルト。最初のシーンだけでそんな印象を受けました。ゆりの花を再生させるハルトは優しさとそして儚い美しさがあった。

(ゆりの花を掲げてステージの真ん中でスポットライトを浴びるハルトがあまりにも素敵で、舞台の照明をやりたい!って本気で思いました(単純))

執事の役の方の歌も面白かった記憶があります。こんな人に愛されて守られてるハルトは絶対愛に溢れた人だ!って感じました。どんなだったかは覚えてません(汗)

あとソファに座った時の足が長すぎてびっくりしましたいつも隣に頭から足が生えてるようなジェシーが居るから気づかなかったけど大我くんめちゃめちゃ足長いです!!!!(いらん報告)

お父さんとのシーンは母親の記憶を思い出して幼いながらに自分を責め続けるハルトが切なくて包み込んであげたくなりました。

 

まだ始まってから5分くらいしか経ってないのに文章量が恐怖なので、ヴァンパイアハイスクールの話に飛ぼうと思います。

初めて行く「学校」で振り回されるハルト。

おそらく家からあまり出ず、召使いとしか話したことないハルトは個性的な同世代は怖かったんじゃないかなずっと俯いて震えてて。でもいじめられてる太郎くんを守りに行くところ、優しさに溢れててかっこよかった。優しさって強さだなと感じました。お父さんはきっと意図してこの問題児クラスに息子を入れたんだなと思います。ここならだれもハルトを「理事長の息子」として特別扱いしないただの「新入りのクラスメイト」だから。

向かって左側の階段に駆け込んできて(この時京本大我くんが手すりを掴んだことによりカンって音がしたのやばかった)下向いて震えてるところはもう可愛すぎて心の中でハグしましたごめんなさい

 

それから実習で行った森の中でリセに出会ってより優しく、より強くなっていくハルトの成長は凄かったな。

自分の部屋に連れ込んでいつも寝ているソファにリセを寝かせて毛布をそっとかけてあげる所なんかキュンキュンでもう嫉妬ですあんなの能條愛未ちゃんになりたい

リセが起きてからのやり取りも初々しくてもどかしくて不器用でドキドキです。女の子に優しいハルトくんめちゃめちゃかっこよかった。自分の子供と彼女のやり取りを目の前で見せられてるような感情になりました(ちなみに彼氏いない歴と年齢同じ)

 

おそらくここの間もミスタープリンスコンテストの話を聞いて、家に帰ってきて、迷って、と色々あったはずですが、なんせ記憶が飛び飛びなもので…

 

ミスタープリンスコンテストのシーン。

血のジュース早飲み対決はレポで見てた通りほんとに大我くんだけ遅くて(笑)

サニー先生がめちゃめちゃ応援してくれるんですけど半分くらいしか飲めてませんでしたサニー先生がJAPONICA STYLE出してくれたのすごい拍手しちゃったな

その後ふにゃふにゃ笑いながらお腹さすってたのがYouTube見てたまんまの大我くんで可愛かったです。

と思ったら跳ね起き(?)やっててできると思ってなかったからびっくりしたりでも殺陣に入る前に目の前を人が通り過ぎたときに顎引いた感じがまんま大我くんだったりかっこいいと可愛いがポンポンやってきて忙しかった。(笑)

あと個人的にサニー先生の声がよく通るし歌声とかすごい好きで!あとでパンフレット見たら元宝塚の方なんですね!

殺陣のシーンは圧巻でした。

可動式の階段のセットがあって、縦横無尽どころか上下にも駆け回って飛びまくるその中で剣のやり合いだったりが混ざりあってて迫力が凄かった!

エリックや、階段を動かしてくれる方との息があってなきゃ出来ないシーンだなと思ったしそれを3週間で作り上げたHARUTOカンパニーすんごいです!

 

そしてラストスパート。

リセが本当はオオカミ族のスパイで作為的にハルトの前に現れたこと、リセはエリックの婚約者であることを知るハルト。

切なすぎます。初めて恋をしてがむしゃらになって。でもその相手に騙されてた。

しかもリセは目の前で死んでしまう(どうやって死んでしまったのか忘れたのが悔しい)

死んじゃったところのハルトには感情移入しすぎて一緒にボロボロ泣きました。

そして、母親に使うことの出来なかった復活の魔法を使って甦らせるのに、大好きだったリセのことをエリックに託して、自分は自分にしか出来ないことをやると決める。ここはすごい鳥肌立ちました。いつかまた自分とリセのようにヴァンパイア族とオオカミ族が出会った時、気にせず恋が出来るように。自分はその世界を作るために初恋を諦めてるんですよ…

強くなったと同時にハルトはまた孤独に戻ったような気がしました。

ここから恋するヴァンパイアのハルトなのかな…やっぱり見たくなりますね…

 

と、私の記憶はここまでです(ほんとにあやふや汗)

カーテンコールでいつもの大我くんが座長として真ん中で挨拶してるところはすごいかっこよかったし、会場はスタンディングオベーションでした!私も前日に指を骨折していたんですが、終わったあと指が痛くなるくらいめちゃめちゃ拍手しましたあれじゃしたりないけど!

あと1人だったので帰りに感想を喋れなかったのが辛かった。

 

記憶と落ちが無くてめちゃめちゃ変な文章ですが、ここまで読んでくれた方ありがとうございます!

場面場面は覚えてるんですけどね…大我くんが私の目の前で歌ってたシーンとかリセが絵かいてるシーンとか扉ゆっくり閉めてて天使だったハルトとか…

それがいつのどんなシーンだったかをまるで覚えてないんですよねやっぱりこういうのは直ぐに書くものだなと反省です。。

 

 

P.S.大我くん、私をHARUTOに出会わせてくれてありがとう!アイドルとしてじゃなく役者として舞台に立つ大我くんとってもかっこよかったです!エリザベート楽しみにしてます!

またハルトに出会える日が来ますように。サントラも欲しいな〜(小声)