無限に広がるキャンバス

すきなときに好きなだけ。

October Sky-遠い空の向こうに-の感想

※感想というか批判文になってしまうと思いますので、この作品に感動した!という方はお気をつけください。※

 

オクトーバースカイを2回観劇してきました。

7ORDERの阿部顕嵐くんが出演する他、主演はMAでも拝見した甲斐翔真くん。夢咲ねねさんや朴璐美さんなど素敵なキャストさんが出演するミュージカルということでとっても楽しみにしていました。

 

結果から言うと

脚本演出〜〜〜〜〜〜〜〜…………

いや私の脳みそが足りないのか??

 

完全に好みの問題だと思いますが、フランケンシュタインを見に行った時と同じ感想を抱いてしまったので多分私は板垣さんの演出が苦手なんだと思う…。昨日は見ながら小劇場でやればいいのにな〜と思ったりしました。私は見に行かないけど( ´•ᴗ•ก )💦

 

そもそも、該当担でもないのになんで2回も行くことになったかと言うと、友達に協力して2枚を2日分と別で1枚申し込んだら全部当たってしまい。2枚は友達と重複してしまったのでリセールへ(これは定価以下で売れた)。しかしその他が全く売れず…何故か初日と交換したけど3枚手元にある事は変わらず母親に頼んでA席の1枚は買い取ってもらったけどS席はやっぱりだめで自分で行くことになりました。お金払ってるし空席は作りたくはないし、、、(このくだり必要ない気もするけどオクトーバースカイに倣ってみる)

 

そんなこんなで2回入っての感想〜

 

実話なので仕方ないのかもしれないが、ロケットボーイズ4人いる必要あった?そもそもホーマーがスプートニクを見てからロケット作る!の流れが薄くてどこに感動したのかとかどうしてもロケットを作りたいのとか、分からない訳では無いけどぼーっと見てたらよく分からない。土に潜るしかない人生で空に憧れたんですよね分かるんだけど…うーん……

そういう話だもんなと納得するしかないという方が正しい感じ。バイコフスキーさんがなるほど…みんな同じ空を見ていると感じたんだな…って納得してるけど私は頭にクエスチョンマークが浮かびました。

そんなんだからロイとオデルは本当にロケット好き?作りたい?クエンティンもロケットの知識があると言うよりただ他の人より頭いいだけ?って思った。

実話が4人だから仕方ないけど、お芝居にするにあたってちょっとキャラ付けしてもいいんじゃない?と思いました。正確にはあったけど目立ってなかったのか。

ロイ→”義父に暴力を振るわれてる”という設定で義父に殴られてるシーンがあるけど本人はあまり気にしてなさそう。気にしてないわけじゃないんだろうが、ロケットとなんの繋がりもなく彼が成功したから暴力がなくなった訳でもない。その設定必要だった??エミリーとの関係も必要だったかなと思いました。 イケメンという理由でキャスティングされたみたいだけど劇中でロイがイケメンなことには一切触れられてない。イケメンである必要性も阿部顕嵐である必要性も感じなかった。(これフィルターかかってるかも)

オデル→何も考えていないただのバカ。オデルが喋って周りが和むわけでもなにか突飛なアイデアを思いつくでもなくホーマーと仲良いからなんとなくの流れでロケット作りに参加してしまった人。

クエンティン→いじめられていた理由は勉強ばかりしていたから?あれも結局よくわかんない〜!ロケット作る時にクエンティンの頭の良さ画生かされていたかと言われると微妙。

ホーマーがクエンティンと話そうとした時ロイとオデルはやめろよ!っていってるのにすぐ仲良く?なってるし。

 

あとドロシー自己中オブ自己中では?1幕では「ホーマーがかまってくれない🥺」、ホーマーがここを出たいと言えば「ここだっていい所よ」って言ってるのに2幕になったら「仲間のところに行くべきよ」と言ってて応援したくなったんだなとは分かるがどこのタイミングで?ホーマーがロケット作りに参加できなくなった(しなくなったのではなく出来なくなった。彼に問題は無い。)ら突然やるべきっていってるのどういう心情?

ホーマーがここを出たいと言ったらここだって素敵なところでここでも2人で幸せになれると言うけどホーマーは出たいって言ってるじゃん幸せになれる根拠はどこ?コールウッドは炭鉱の街で男が炭鉱で働いて稼がなければいけない世界なんだから将来そこで命懸けで働かなければいけないのはホーマーな訳で。それをホーマーが嫌だと言っているのにここに残っても幸せはあると勝手に決めつけるのはどうなの?残りたいなら残って炭鉱で働いてくれる彼を見つけるとかすればいいじゃん…って思ってしまった。これは私に地元愛がないだけかもしれないし文句を言ってもしょうがないところだけど。

というかホーマーはドロシーのこと一瞬でも好きだと思ったことある?デュエット曲あるけど無理矢理感すごいし好きなの伝わってこなかった。

ロイとエミリーもだけどこの話の中で男女の話必要かな…夢を追う少年4人と応援する先生とホーマーの母親とバイコフスキーさん、それに反対する炭鉱所の責任者であるホーマーの父それに炭鉱に縛り付けられている街の象徴としての炭鉱夫がいれば成り立つ気が…。

 

ロケット作る話なのに、ロケットボーイズたちが作ってるのは燃料のみで筒や排気ノズル?は全部バイコフスキーさんのお手製。燃料もライリー先生がくれた本に書いてあるままでロケット作成に関する試行錯誤が全く見えず、とりあえずポンポン飛ばしてみてるだけ。どう失敗して次はどうしようがまるで無い。………なんの話しだっけ?

 

これまでも失敗を重ねてきたのに1幕ラストで炭鉱に突っ込んでしまったロケットをきっかけに作るのを辞めるのも急すぎてなんで??ってなった。人間の心なんてそんなもんなのかもしれないが、大衆が見る舞台演劇だぞ…なにか大きい原因があっても…。

 

入院先で父ちゃんがホーマーにみんな繋がってるんだ的な話をして、母ちゃんがずっとそう言ってあげて欲しかったって泣いてやっぱりあなたが好きよ…ってなった流れもなんだったの?結局父親はホーマーのロケット作りには反対だったわけだし。次のシーンでは1人でなんちゃらビーチに家買うからとか言ってるし。

サイエンスなんちゃらでロケットが無くてホーマーがストいますぐ辞めさせてって言って父ちゃん説得する歌は下手席で父ちゃんの表情見えなかったけどあまりにも棒立ち過ぎて生きてる?石?ってなったし、最後父ちゃんも一緒に歌い始めたら ああ、ホーマーの気持ち伝わったんだな… って分かるのにホーマーが1人で歌いきっておしまいだから父ちゃん最後まで認めてくれたのかよく分かんなかった。

んでホーマーを会場まで連れて来たのが校長先生なのはなぜ!校長も立ち位置よくわかんないけど自分の名誉しか考えてないよね?1番のクズは実は校長なんじゃ?実話が校長が連れてきたのだとしてもそこはパパが連れて来てくれれば応援してくれるようになったのが分かったのに。再入学の手続きの件で校長が必要ならほか3人連れてきたことにしてもともと会場にいた設定でいいじゃん。

 

脚本に関してはこんな感じほぼ文句ですね。とにかく感想がわかんない!!なのでここはこうだからこうだったんだよがあったら筆者ばかだなと思ってください。教えていただけたら喜びます…

 

あともうひとつ。

歌〜〜〜!!!

 

上手い方とそうでない方の差がひどい。酷すぎて上手い方の方がどうした?となった。あとカンパニー全体で歌う時のまとまりがまじでない。急に女声強くなったと思ったら突然消えるとか安定感がなくて聞いてて不安になった。

ヒロインの方も頑張れ…声はめちゃくちゃ綺麗だけど声量がないのと歌詞がほとんど聞き取れずでした…。

甲斐くんの星見上げれば〜は低音から高音に一気に変わるのにとても綺麗で素晴らしかった!

初日から前楽までですごく進化しててこれからが楽しみだなと思いました!

 

以上!私の主観的オクトーバースカイでした!